1954-09-07 第19回国会 衆議院 決算委員会 第45号
○片島委員 名村造船関係でその自供に基き逮捕せられたのでありますが、その関係のものを全部お取調べになつたということになれば、当然こちらまではつきりして来ておる。石井運輸大臣や大野国務相にも行つておるわけであります。それをあなたが何ぼ証言を拒否されても、それはその通り調べたということになるじやありませんか。
○片島委員 名村造船関係でその自供に基き逮捕せられたのでありますが、その関係のものを全部お取調べになつたということになれば、当然こちらまではつきりして来ておる。石井運輸大臣や大野国務相にも行つておるわけであります。それをあなたが何ぼ証言を拒否されても、それはその通り調べたということになるじやありませんか。
こういう公の委員会における速記録に基いて私たちははつきりとその事実があるのだが、こういう事件についてたまたまこれは名前が出たからあなたは非常に心配をされておるのかもしれませんが、名村造船関係でこのような事件があつた。この事件につながる者はみなお取調べになつたかどうかそれを聞いておるのです。
○馬場証人 私は名村造船関係で追究して、その関係ではできるだけの捜査をいたしました。調べたとか調べないとかは申し上げていないのです。
なお名村造船関係につきましては、有田衆議院議員について贈賄として公判請求をいたしておりますが、その他につきましては、現在捜査中でございます。
「この二つの二百五十万円の性質は、名村造船関係の被疑者より贈賄の意思と、相手方に渡す意思で有田君に渡されたものと、われわれは認定する。」
それを今速記録で見ると、その一つは、「この二つの二百五十万の性質は、名村造船関係の被疑者より贈賄の意思と、相手方に渡す意思で有田君に渡されたものと、われわれは認定する。」従つてこれは名村造船関係の被疑者より贈賄の意思で入つておるわけであります。さらに第二番目の点は、「この中に書いてあるような贈収賄の被疑事実があるとすれば、もしこれが贈収賄になるというのであるならば、その二百五十万円は壺井に行つた。
そこであなたにお伺いいたしますが、この二つの二百五十万の性質は、名村造船関係の被疑者より贈賄の意思と、相手方に渡す意思で有田君に渡されたものと、われわれは認定する。つまり今の事実を見ればわかるわけです。ここにそういうことが書いてある。これは間違いないと思うが、いかがでありますか。